美女と野獣、アニー、サンバ

先日公開されたばかりの映画『美女と野獣』を観た。横浜ブルク13IMAX。おそらく旧作の美女と野獣はみたことがないはずなのでストーリーは分かっていなかった。全体を通してミュージカルのよさを改めて感じた。ベルが村の中を駆けていくところや、ガストンや村人たちが酒場で踊るシーンなどがよかった。フランスに行きたくもなった。フランスっぽさというか、才能ある者、貧しい者、老若男女、子供、あらゆる人々が寄り集まり、食事をし、話し、踊る。以前みた『レ・ミゼラブル』にもあるような生きる喜びみたいなものが表現されているような気がして印象に残った。

ベルが父親を助けるために、城をあとにするシーンや、城の時間がとまり、キャラクターたちの人格がなくなっていく様子に悲しみを誘われた。ろうそく男ルミエールのもてなしから始まる、宮廷の食卓シーンは心踊らされた。実は、この映画を観た翌日、実際に、ディズニーランドへ行くことになるのだが、3D Magicショーのなかで、アニメ版ルミエールを目撃し、同じリズムに出会ったのだった。

美女と野獣』を観た日の夜、テレビで『アニー』をながら見した。こちらのミュージカルもよかった。思いの伝わらなさ、すれ違いやそれぞれの孤独感や不安、行動に出る瞬間の機微が描かれていた。

ニュースZEROで、サンバガール工藤めぐみさんの特集が放映されていた。熱い国ブラジル、リオでの体験、自分に足りないものを補うためにどうしたらよいか工夫する姿勢などが見ることができてよかった。