夢の記憶 2

2012年1月15日(日)

西浦和駅のような、改札を出ても高架下のように薄暗い場所にいた。そこから先にどうやっていったら行ったらよいか分からず、とりあえず歩いていくと、ミニチュアの歩道橋みたいなものがあって、そこを通っていった。歩道橋の向こう側に、大学時代の学友を見た気がした。

歩道橋を渡りきると、木製の戸があって、まるで居酒屋に入るようだったが、戸を開けると、そこは駅下の商店街のような雰囲気だった。狭い道に、戸で仕切られた店が並んでいる。前に進んでいくと、途中、さらに狭くなった階段を上り下りしなければならなかった。

行き止まりの所まで来ると、そこはラーメン屋だった。6人ほどが座れるカウンターがあった。初めての店で、何を頼んだら良いか分からず、店主のおじいさんに聞いてみて、何かを注文した。その後、ラーメン店での様子がどうなっていったか思い出せない。

ただ、今朝の夢の中で、このラーメン店はたびたび登場した。あるときは、複数の友人と訪れていた。誰のメニューか分からないが、餃子やチャーハンも出てきた。別のあるときは、自分ひとりで、リピーターという感じで訪れた。店主だけでなく、奥さんと息子さんらしい若い男性が一人いた。

若干の恐怖を伴う夢もあった。

さっきの商店街の階段とは打って変わり、横幅の広い30段以上はある階段を猛然と駆け上がっていた。何かから逃げるようにして、1ステップずつ歩を進めていた。なぜ1ステップずつだったのか分からない。足取りはもの凄く重く感じられた。必死で歩を刻んでいるにもかかわらず、スローモーションのようにしか動かない。

その時、背後に何ものかの気配が感じられ、後ろを振り返ろうとしたした矢先、自分の横顔あたりから、それが現れた。おじいさんだった。ラーメン店主と同一人物だったかは分からない。そのおじいさんは、追いかけてくるだけだったが、なぜか強いプレッシャーがあり、恐怖を感じた。その後も、長い階段が何度も続き、その度に余裕で追いつかれていた。

別の場面では、体育館くらいの室内で、10メートルほどの崖で隔てられているような、高い部分と低い部分があった。高いほうは、道路が走っていて、空き地が広がっているようで、低いほうには、家具やその他雑多なものがあった。その空間自体が1つの箱庭のようでもあった。それぞれのエリアで、誰かと何かを争っていた気がする。